求人情報には嘘がいっぱい!?ハローワクや求人誌の嘘求人の手口!

求人情報の嘘

6月8日、厚生労働省が、2015年の全国のハローワークの求人内容と実際の内容が異なる求人件数が3926件だったと発表しました。

全国でたった3900件?

絶対に数字ごまかしているだろう?

というような意見もあるかもしれませんが、今回はその数字がどうということよりも、具体的にどのような手口で悪質なブラック企業が嘘の求人を出しているのかをご紹介します。

給与のウソ

嘘求人で多いのは、給与のウソです。

と言っても、明らさまに月給20万円のところを25万円と書くわけではなく、目標を達成した時に支給される歩合給を含めて表示したりしているところが多いです。

ハローワークの求人票や、求人誌には月給25万円と書いて応募者を募りながらも、実際には月給20万円+達成時の歩合給5万円という内訳になるので、達成しなかった場合は20万円のみの支給となります。

面接時には「お金の事をなかなか聞きづらい」のと、「まさか給料に嘘があるはずがない」という心理を利用して、中には入社してから気づく人も。

ぶちょう
給料は25万円って書いてるけど、内訳が
基本給 15万円
固定残業手当2万円
達成手当8万円
だから、達成して25万円稼げるように頑張ってね!!

他には、試用期間中の給与を記載していない求人。

試用期間中の給料は18万円で、試用期間が終われば22万円という状況でも、求人情報には22万円と記載するところも非常に多いです。

注釈として試用期間中の給与を書いていればいいのですが、記載されていない求人情報もまだまだあります。

ERIKA
事務員としていろんな新入社員見てきてるけど、ウチの会社試用期間が半年もあるから、みんな途中で辞めちゃうんだよね〜

勤務時間のウソ

勤務時間のウソも良くある話です。

求人に記載されている勤務開始時間と就業時間ですが、厳密に言うとその時間だけ勤務していれば問題は無いはずです。

しかし、9:00勤務開始でも、実質は8:30には出社していなければならなかったり、よくある話ですが、サービス残業で勤務終了が21:00や22:00となる事もしばしば。

ぶちょう
勤務開始は9時からね。だいたい8時半には出社するようにして準備をする感じね。

って言われたら、それは最早8:30出勤みたいなものですよね。

そういう事を当たり前に様に面接で言う会社って結構あるんですよね。

待遇のウソ

求人情報には、決まって給与以外の待遇に関して書かれています。

社会保険や賞与昇給に関しての事です。

これにも多くのウソが並べられています。

社会保険

例え試用期間であっても、一定の勤務時間の労働が見込める場合は加入させなければなりません。

しかし多くの会社で、「社保は試用期間が終わってから」なんてやってるところがあります。

これ、違法ですからね。

ぶちょう
うちの会社は試用期間が終わったらちゃんと社会保険にも入れるから安心して働けるよ!!
ERIKA
部長、それ違法ですよ。ちゃんと試用期間から社保に加入させないとダメなのよ。

賞与年●回

ボーナスは、必ず支払わなければならないものでは有りませんし、毎年支払われている状況でも、業績を理由に支払いを止める事も可能です。

しかし、過去に一度も支払い実績が無いのに、賞与年2回などと書かれているのは、法律云々よりも、応募者をバカにした悪質な手口です。

ぶちょう
ボーナス?そうな制度うちにはないよ?俺はもらったことないけど、どこかでそんなこと聞いたの?
うずぼう
(いや、、、求人情報に書いてたんだけど・・・)

職種のウソ

募集職種に嘘を書いてしまうと、応募者のスキルと求める人材のミスマッチが発生してしまいますので比較的少ないのですが、下手な鉄砲の要領で不人気職種を募集する企業があります。

特に多いのが、事務系職種で募集するが、面接で営業系職種へ誘導する手法です。

ぶちょう
今回人事部のスタッフを募集していたんだけどね、話していると君は営業にも向いてそうだけど、営業には興味はないかね?

こんなことを聞かれると、仕事が見つからず困っている人や、内定が遅れている学生などはついつい・・・

うずぼう
どんな仕事でも頑張る覚悟です!!

なんていう心にもないことを言ってしまいがちなんですよね。

休みの嘘

現在、多くの求人は週休2日制のところが多く、土日休みにしろ、シフト制にしろ、週に2日は休みがあるのが一般的です。

しかし、実際面接に行ってみると、

ぶちょう
求人には土日休みって書いてあるけど、現状は土曜日はみんな出社することが多いんだよね。

と、堂々と、求人情報の嘘を開き直ってくる企業もあります。

これも、週休2日が絶対条件の人ならすぐに断れるはずなのですが、仕事が見つからず、面接官と応募者という妙なパワーバランスのおかげで、応募者を「働けるなら致し方ないか・・・」という気持ちにさせてしまいます。

派遣会社の釣り案件

派遣会社の求人は、派遣先企業名を具体的に出さず、「大手電機メーカーでの事務スタッフ」というような募集をすることが多いです。

興味を持って派遣会社に電話をしてみると、「非公開情報なので登録者にしか詳細情報は開示できない」と登録を促し、登録が済んだ後に、「選考に落ちた(選考なんてしてないのに)」「募集が締め切られた」と言って、他の派遣の案件を勧めてくるケースです。

非常に多くの派遣会社がこの手口を使っています。

人気がありそうなのに、年中募集している求人があれば、その案件自体存在しないことを疑う必要がありそうです。

応募者の弱みに付け込んだ悪質な手法

このような求人情報の嘘は、仕事がなかなか決まらないという応募者の弱みに付け込むことで、意外と引っかかる人が多いのが現実です。

抱えきれないほどの優良企業から誘われているような人や、はっきりと「それはオカシイ」と言う様な人は最初から相手にしておらず、就職・転職に困っていたり、言われたことに反論ができず、素直に受け取ってしまう様な「採用後にコントロールしやすい人材」を狙っているブラックな企業の手口です。

求人情報の嘘=ブラック企業確定

以前、ブラック企業の特徴を記事にしましたが、その記事では、より具体的なブラック企業の特徴を書いています。

私の会社ブラック企業かも?と思った時に読む、ブラック企業の特徴や見分け方を50以上挙げてみた

2016.05.08

しかしそれ以前に、求人情報に嘘を書く時点で、仕事内容がどうであれ、その会社はブラック企業だと思うべきです。

やましいことがなければ、嘘を書いてまで求人する必要はないわけです。

これだけはしっかりと覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

巷には無数の求人情報が溢れかえっていますが、その中には非常に多くの「嘘広告」「釣り広告」があります。

冒頭でも書きましたが、「2015年の全国のハローワークの求人内容と実際の内容が異なる求人件数が3926件だった」なんて、とてもじゃないけどこんなに少ないはずはないと思うんですよね。

仕事を探す際は、注意するようにしましょう。

ぶちょう
今回はやけに俺が悪者にされた回だったな・・・
ERIKA
ぶちょ〜気にしない気にしない。こういうときの為に胡散臭い感じの顔にしてるんだから
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